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T級潜水艦 (T-class submarine) は1930年代に開発されたイギリス海軍の航洋型潜水艦。トライトン級と呼ばれる事もある。1920年代に設計された、および1930年代前半に開発されたの後継となる事を意図して設計され、第二次世界大戦前から大戦中を通じて総計53隻が建造された。 == 概要 == T級の設計は1934年に始まり、1930年のロンドン海軍軍縮会議の決定による上限排水量2000トン・装備する砲は5.1インチ以下の制限を受けた設計となっている。また、第一次世界大戦以来の英国でのソナー技術の研究を受けて他国でも同様の探知装置が開発されることが考えられ、こういった探知装置を避けるためには排水量1,100トン程度の小型の船体が有利であると考えられた事から、以前に設計されたR級と比較してやや小型の船体となっている〔Keyのミリタリーなページ トライトン(”T”)型 潜水艦 〕。そして、敵の探知装置を避けられる長距離から反撃を行うには少なくとも8基の魚雷発射管が必要と考えられた〔''Nelson to Vanguard'', D. K. Brown, Chatham Publishing, 2000, ISBN 1-86176-136-8, P.112〕。 結果としてT級には艦首に6基、他に4基の計10基の魚雷発射管が装備され、また甲板上に4インチ砲が搭載された。T級の開発は1935年に完了し、製造が承認された。 最初の艦であるトライトンは1936年3月5日に発注された。総計53隻のT級潜水艦が第二次世界大戦前および対戦中に建造された。これらの艦は製造時期により3つのグループに分類され、同一グループ内の各艦の差異はわずかなものとなっている。第2グループおよび第3グループの艦はディーゼル燃料積載容量が増加しており、戦闘行動範囲が広くなっている。 第1グループ・第2グループに属する艦は第二次世界大戦後、生き残っていたものも程なく除籍、解体されたが、第3グループについては一部の艦に近代化改修を施すなどして1970年代までイギリス海軍で運用されていた。 また第3グループのうち4隻はオランダ海軍に供与され、ズヴァールトフィス級(Zwaardvisch crass)と呼ばれた。また1960年代になってイスラエル海軍に3隻が売却され、こちらでも1970年代後半まで使用された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「T級潜水艦 (イギリス海軍)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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